JICA海外協力隊交流会の実施

令和8年7月10日
 7月10日(金)、首都職業訓練庁(INTECAP)にて、全国各地のINTECAP調理講師24名に対し、谷公邸料理人による和食レクチャーおよび調理デモンストレーションを実施しました。開会式には、桑名大使、谷料理人のほか、ジェニファー・セイハス氏福祉・研修・能力開発部部長、モニカ・マリン国際協力技術部長、ラウル・エラルテ観光センター専門補佐らが出席しました。
 また、開会式後には、引地書記官による和食に関するプレゼンテーションが行われました。和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された食文化であり、栄養バランスや旬・季節感を大切にするとともに、素材本来の味を尊重するという理念に基づいていることなどを紹介しました。
 
桑名大使挨拶
 
セイハス部長挨拶
 
和食に関するプレゼンテーション
(写真:INTECAP)
集合写真
 

 その後、厨房において谷料理人による調理デモンストレーションが行われました。今回は、エビ、サツマイモ、ロロコ(中米原産のつる性植物)の天ぷら、ほうれん草のごま和え、ヒカマ(中米原産の根菜)とにんじんのきんぴら、ご飯、味噌汁で構成される「天ぷら定食」を紹介しました。
 日本では一般的に和食に使用されることのないロロコやヒカマを取り入れたメニューの提案に対し、参加者からは「和食とグアテマラの食材を組み合わせる発想が新鮮で興味深い」といった好意的な反応が寄せられました。谷料理人による実演と解説の後、参加者はグループに分かれて同じメニューを調理し、完成した料理を試食しました。
 
デモンストレーションの様子(写真:INTECAP)
 
参加者との記念撮影(写真:INTECAP) 参加者が作った天ぷら定食

 最後に、参加者との意見交換を行い、本デモンストレーションの感想や今後の講習に向けた意見が共有されました。参加者からは、「グアテマラとは異なる味付けや調理技法を学ぶことができ、大変有意義だった」「和食にグアテマラの食材を取り入れられることは新たな発見だった」などの感想が寄せられました。
 今回、このような貴重な機会を提供いただいたINTECAPに改めて感謝申し上げます。本デモンストレーションを契機として、グアテマラ国内において和食への理解がさらに深まり、日本とグアテマラの食文化交流が一層発展することを期待します。
(了)