古谷大使着任挨拶

平成28年12月29日
 


この度、駐グアテマラ特命全権大使として着任しました古谷朋彦(ふるたに ともひこ)です。

私は、1979年にジェトロ(日本貿易振興機構)に入り、2016年9月に監事を最後に退任するまで37年半勤務しました。この間、主に日本企業と外国企業のビジネスの橋渡しの業務を行ってきましたが、かつて語学研修を経てのスペイン・マドリード駐在、それに続く1992年セビリア万国博覧会の日本館運営というスペイン語を使う業務に従事したことが、時を経て、今回の発令につながったものと考えています。

 さて、私自身、グアテマラは初めてですが、近年着実に経済成長を続けている国、また、世界遺産であるマヤ文明のティカル遺跡や古都アンティグア、アグア火山やアティトラン湖といった自然を含め、観光資源にも恵まれた国との印象を持っています。

日本との間では2015年に外交関係樹立80周年を迎え、文化的催事やビジネスセミナーなど当地で様々な行催事が行われました。両国民の交流は、それ以前から始まっていることも踏まえて、長年に亘る両国の友好関係をさらに深化させていきたいと考えています。

また、グアテマラ在住の日本人の皆様やグアテマラに渡航される日本人の皆様の安全対策にも万全を期したいと考えています。

最後になりましたが、2017年が皆様にとりまして素晴らしい年となることを祈念します。


 

  2016年12月
  駐グアテマラ特命全権大使
古谷 朋彦