フエゴ火山の噴火に関する情報

平成30年6月8日
【フエゴ火山噴火の概要】
発生日:2018年6月3日(日本時間6月4日)。
発生場所:フエゴ火山(首都グアテマラ市から西南西約40kmに位置する活火山。海抜3,763m)
○ フエゴ火山の噴火を受け,エスクィントラ県,チマルテナンゴ県およびサカテペケス県の火山警戒レベルが最も高い「赤」に引き上げられています。
○当地6月3日から閉鎖されていた首都アウロラ国際空港は,6月4日9:30から運行が再開されています。
○一時閉鎖されていた国道14号線(サカテペケス県アンティグア市からエスクィントラ県エスクィントラ市へ抜ける国道)は,8月16日,通行が再開されましたが,引き続き火山泥流(ラハール)の発生や,再開に反対する住民等によるデモ発生の可能性などもあることから,やむを得ず本国道を利用する場合は十分にご注意下さい。
○雨期に入っており,今後,新たな噴火等が発生しなくとも,わずかな雨量で水と火山灰が混じり合い,泥流となって一気に下流へ向かう土石流(ラハール)が発生する可能性があります
○ 以下の地域には,真に必要な場合を除き近づかないようにお願いします。
1.エスクィントラ県
 ・エスクィントラ市ラ・エスペランサ地区
 ・同市ラ・レイナ地区
2.サカテペケス県
 ・アロテナンゴ市内
 ・同市ラス・ラハス集落
 ・同市バランカ・オンダ集落
3.チマルテナンゴ県
 ・イェポカパ市パニマチェ集落
 ・同市サングレ・デ・クリスト集落
 ・同市サンタテレサ農園
○ 危険地域(特にフエゴ山南麓)には近づかないでください。
○ 当局が封鎖している立入禁止区域には,無断で進入しないでください。
○一時,エスクィントラ市内まで火砕流が押し寄せるとの誤報が広まったり,SNS等であたかもアンティグア市内が大被害に遭っているといった誤った情報が流れました。最新,かつ信頼のおける情報を収集頂くようお願いします。
 
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