【日本理解促進のための図書寄贈事業】ランディバル大学に対する図書寄贈式の実施

令和5年1月18日
 1月11日、グアテマラ市に位置する私立ラファエル・ランディバル大学において同大学政治社会学部への図書寄贈式が行われました。同式典には当館松本参事官の他、ペレス・デ・チェン同大学副学長、バルコニ政治社会学部長、山口当地JICA事務所所長ら、複数の関係者が出席しました。
 
出席者代表らと
 
 今回の寄贈は、公益財団法人東京財団政策研究所による「日本理解促進のための図書寄贈事業」(Read Japan Project)の一環として実施され、合計82冊の日本関連書籍の寄贈が実現しました。この図書寄贈事業では、海外のオピニオン・リーダーや日本研究を専門としていない研究者の日本の理解促進を目的として、日本に関する英文図書を厳選し、世界各国の図書館や研究機関へ寄贈しています。
  
松本参事官によるあいさつ ペレス・デ・チェン
ランディバル大学副学長のあいさつ
 
 松本参事官はあいさつの中で、「今般、グアテマラ有数の大学であり、国内唯一のアジア太平洋地域に特化した研究機関「アジア太平洋研究センター CIAP」を設置しているラファエル・ランディバル大学への図書寄贈が実現でき幸栄です。同大学教員や学生の対日理解促進に資するものになることを期待します。」と述べました。
 
 一方、同大学のペレス・デ・チャン副学長からは、重ねて同プロジェクトによる図書寄贈に謝意が述べられ、またバルコニ政治社会学部長は、「2013年にグアテマラ初となるアジアに特化した研究所(CIAP)を設ける等、ランディバル大学はこの分野における先駆者です。今般、Read Japanプロジェクトによる図書寄贈に感謝します。本日よりランディバル大学学生全員が寄贈された図書を閲覧することが出来ます。今後も日本大使館およびJICAとの協力関係を維持することを願っています。」と述べました。
 
図書贈呈の様子 寄贈図書の前で記念撮影
 
寄贈図書の一部 ランディバル大学図書館前で
 
 今般の寄贈図書がランディバル大学の学生および教授の方々に活用され、日・グアテマラの交流がより活発化することを願っています。