ティカル国立公園保存・研究センター改修完了記念式典への出席
JICA技術協力「ティカル国立公園における文化財保存・修復アドバイザー」
3月10日、ペテン県フローレス市ティカル国立公園において、ティカル国立公園保存・研究センターの改修完了記念式典が行われました。同センターは、現在実施中のJICA技術協力「ティカル国立公園における文化財保存・修復アドバイザー」事業の一環として改修されました。
式典には、当館引地書記官のほか、ラウラ・コティ文化スポーツ省次官、尾形JICAグアテマラ事務所副所長、カルロス・イヴァン・ゴンザレス・オスナ在ペテンメキシコ総領事館領事、また、ティカル国立公園、グアテマラ外務省国際協力局、グアテマラ観光庁、メキシコ国立人類学歴史研究所の各関係者、および本事業により研修を受講した職員らが出席し、和やかな雰囲気の下で行われました。
式典終了後、引地書記官は関係者とともに、改修されたセンター内を視察しました。
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| 引地書記官挨拶 | 改修された展示室 |
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| 記念写真 | テープカット |
同センターは、2012年に日本政府の支援により建設され、これまでティカル国立公園において出土・保管されている考古学資料の適切な保存・修復技術の向上を目的とした研修や技術協力の拠点として活用されてきました。
2022年以降は、独立行政法人国際協力機構(JICA)による技術協力「ティカル国立公園における文化財保存・修復アドバイザー」の下、同センターの機能強化に向けた支援が進められています。
本事業では、長年課題となっていた屋根の雨漏りや床の損傷などの施設の老朽化に対応するため、センターの改修が実施されたほか、修復された出土品を展示するための展示室の整備が行われました。さらに、メキシコの国立人類学歴史研究所の専門家の協力の下、文化財の保存・修復に関する専門研修が実施されるなど、日本、グアテマラ、メキシコによる三角協力が実現しました。
同センターは改修完了をもって、一般公開されました。
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| 研修で学んだ修復技術について説明するセンター職員 | 展示室の視察 |
本センターが、ティカル国立公園の文化的価値への理解を一層深める場となり、持続可能な観光振興と歴史的文化財の適切な保存に貢献することを期待します。





