「アルタ・ベラパス県における若者の収入向上支援事業(第3年次)」署名式の実施
令和5年2月28日
令和4年度日本NGO連携無償資金協力
2月28日、当館において、令和4年度日本NGO連携無償資金協力「アルタ・ベラパス県における若者の収入向上支援事業(第3年次)」の署名式を実施しました。 式典には、山元大使のほか、プラン・インターナショナル・ジャパンのグアテマラ・プロジェクトマネージャーの皆木氏及びプラン・インターナショナル・グアテマラ代表のロレーナ・デ・ガルシア氏が出席しました。

(左から)デ・ガルシア代表、山元大使、皆木氏

署名の様子
2021年3月に始まったこのプロジェクトでは、1年次から2年次にかけて、サン・ミゲル・トゥクル市及びサンタ・カタリーナ・ラ・ティンタ市に農産物出荷センターが建設されたことに加え、起業または小規模農業の改善を希望する若者を対象として、生産性の高い農業を行うための知識や技術、事業戦略立案や管理等の研修、生産した農産物の販売促進支援が実施されました。
収入を得る雇用の機会が少ない対象地域において、本プロジェクトにて研修を受けた若者による起業や小規模農業改善を通じた成功例をつくることで、同地域の若者のロールモデルとなります。また、研修生が同地域の小中学校で仕事の経験を共有することにより、地域の子どもたちが将来の仕事の選択肢として農業を検討することが期待されています。特に女性は十分な教育機会を得ることが難しく、仕事を得ることが困難な中、農業は事業を始めやすく、経済的な自立促進につなげることが可能です。
このプロジェクトを通じて、多くの若者の収入向上、そして対象地域の経済活性化につながることを期待しています。

(左から)デ・ガルシア代表、山元大使、皆木氏
本プロジェクト(3年次)では、日本のNGOであるプラン・インターナショナル・ジャパンに対し630,645米ドルを供与し、1年次及び2年次にアルタ・ベラパス県サンタ・カタリーナ・ラ・ティンタ市及びサン・ミゲル・トゥクル市に建設した農産物加工センターの補完整備を行うほか、16歳~24歳の若者を対象に、農業分野の研修や収穫物の認定証取得の支援、学校給食としての食糧販売促進や購入者ネットワークとの関係構築等の支援を行います。

署名の様子
2021年3月に始まったこのプロジェクトでは、1年次から2年次にかけて、サン・ミゲル・トゥクル市及びサンタ・カタリーナ・ラ・ティンタ市に農産物出荷センターが建設されたことに加え、起業または小規模農業の改善を希望する若者を対象として、生産性の高い農業を行うための知識や技術、事業戦略立案や管理等の研修、生産した農産物の販売促進支援が実施されました。
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ラ・ティンタ市及びトゥクル市に建設された出荷センター | |
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第2年次のプロジェクトにも多くの女性が参加しました。 |
収入を得る雇用の機会が少ない対象地域において、本プロジェクトにて研修を受けた若者による起業や小規模農業改善を通じた成功例をつくることで、同地域の若者のロールモデルとなります。また、研修生が同地域の小中学校で仕事の経験を共有することにより、地域の子どもたちが将来の仕事の選択肢として農業を検討することが期待されています。特に女性は十分な教育機会を得ることが難しく、仕事を得ることが困難な中、農業は事業を始めやすく、経済的な自立促進につなげることが可能です。
このプロジェクトを通じて、多くの若者の収入向上、そして対象地域の経済活性化につながることを期待しています。
(了)