グアテマラ共和国における移民対策支援のための無償資金協力に関する書簡の交換
令和2年12月7日
11月30日、山元大使はグアテマラ外務省において、アレバロ外務次官同席の下、ホルヘ・ペラサ・ブリーディー国際移住機関(IOM)エルサルバドル・グアテマラ・ホンジュラス事務所代表と「潜在移民及び帰還移民の若年層に対する経済再統合支援計画」に関する書簡の交換を行いました。
この協力により、潜在移民の発生抑止及び帰還移民の経済社会への再統合の促進を図り、多くの移民の出身地であるグアテマラの経済活性化と雇用拡大に寄与することを期待します。
日本政府は、IOMが今後3年間に亘って実施する本計画に対して、4.83憶円(450万米ドル相当)の資金協力を行います。また、本プロジェクト実施にあたり、職業訓練庁(INTECAP)、社会福祉庁(SBS)、グアテマラ移民局(IGM)、労働省(MINTRAB)、外務省(MINEX)及びウエウエテナンゴ、キチェ、ソロラ県の各市役所と連携する予定です。
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**************************************** 本プロジェクトの概要は以下の通りです。 ○訓練センター「ケダテ」 (ウエウエテナンゴ県、キチェ県及びソロラ県) |
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1 建物の改修及びソーラーパネルの設置 2 若者への奨学金 3 カリキュラムの改善及び教員向け研修 4 若者の労働市場傾向及び就職支援に関する調査 ○移民受入れセンター(グアテマラ市) 1 建物の改修及びソーラーパネルの設置 2 帰還移民への人道支援 (食糧品及び衛生用品の配布) ○地域移民支援センター(ウエウエテナンゴ県) 1 建物の改修及びソーラーパネルの設置 ************************* |
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