サン・フアン・デ・ディオス総合病院に対する医療機材供与式
令和4年10月27日
令和2年度無償資金協力「経済社会開発計画」
10月27日、首都に位置する国立サン・フアン・デ・ディオス総合病院にて、日本の支援(無償資金協力「経済社会開発計画」)にて調達されたCT(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)の供与式を行いました。同式典には、山元大使ほか、ヘラルド・エルナンデス病院担当保健次官、ホルヘ・アントニオ病院長、ホセ・ミゲル・アルファロ副院長、医師や看護師ら関係者が参加しました。
このサン・フアン・デ・ディオス総合病院に供与されたCTは、2020年8月、山元大使とペドロ・ブロロ前外務大臣との間で交わされた、供与額3億円の保健・医療関連機材のための無償資金協力(「経済社会開発計画」)の口上書署名に基づき、日本国際協力システム(JICS)にて日本で調達されたもので、2022年7月に同病院に設置され、9月に使用や維持管理に関する研修が終了しました。

式典の様子
この無償資金協力では、サン・フアン・デ・ディオス総合病院に対する機材供与の他、グアテマラ国内13県に位置する17箇所の病院に対して、救急車や超音波画像診断装置、診察用テントや超低温冷凍庫等の機材が供与され、各病院で使用されています。
同病院は、設立から244年の歴史を持ち、首都に位置する主要病院として、毎年10万人以上の救急患者を受け入れています。このCTが設置された撮影部門では、毎年、約9万人以上の診察を行っており、今回の機材設置により、多くの患者がより適切な診察を受けることが可能になります。

参加者代表らと
このサン・フアン・デ・ディオス総合病院に供与されたCTは、2020年8月、山元大使とペドロ・ブロロ前外務大臣との間で交わされた、供与額3億円の保健・医療関連機材のための無償資金協力(「経済社会開発計画」)の口上書署名に基づき、日本国際協力システム(JICS)にて日本で調達されたもので、2022年7月に同病院に設置され、9月に使用や維持管理に関する研修が終了しました。

式典の様子
この無償資金協力では、サン・フアン・デ・ディオス総合病院に対する機材供与の他、グアテマラ国内13県に位置する17箇所の病院に対して、救急車や超音波画像診断装置、診察用テントや超低温冷凍庫等の機材が供与され、各病院で使用されています。
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供与されたCT |
同病院は、設立から244年の歴史を持ち、首都に位置する主要病院として、毎年10万人以上の救急患者を受け入れています。このCTが設置された撮影部門では、毎年、約9万人以上の診察を行っており、今回の機材設置により、多くの患者がより適切な診察を受けることが可能になります。
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テープカットの様子(CT検査室前にて) | 日本政府に対する感謝状贈呈 |
日本の支援により多くの人が質の高い治療を受けられるような医療体制の強化に繋がることを願っています。
(了)