日本と中米がかかわるフォーラム
平成29年3月27日
日本・中米「対話と協力」フォーラム
- 1995年9月26日, ニューヨーク(国連総会)にて, 河野外務大臣(当時)と中米統合システム(SICA)加盟国外務大臣とで, 日本・中米の相互理解促進, 協力関係強化等を目的とした「日本・中米対話と協力フォーラム」設置に関する共同宣言に署名した。
- 以後, 政治情勢, 中米統合(プエブラ・パナマ計画を含む), 貿易投資, 広域協力, 国際場裡での協力等をテーマにフォーラムを開催している(日本と中米で交互に開催)。フォーラムを通じて, 相互理解, 協力関係が強化されてきている。
- 1995年11月, 第 1回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:エルサルバドル)
- 1996年 7月, 第 2回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:東京)
- 1998年 3月, 第 3回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:エルサルバドル)
- 1999年 8月, 第 4回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:東京)
- 2001年 2月, 第 5回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:エルサルバドル)
- 2002年 3月, 第 6回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:東京)
- 2003年 5月, 第 7回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:パナマ)
- 2004年10月, 第 8回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:東京)
- 2005年 7月, 第 9回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:ニカラグア)
- 2006年 6月, 第10回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:東京)
- 2008年 4月, 第11回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:エルサルバドル)
- 2009年 2月, 第12回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:東京)
- 2010年 6月, 第13回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:パナマ)
- 2011年 7月, 第14回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:東京)
- 2012年 7月, 第15回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:ニカラグア)
- 2013年 7月, 第16回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:東京)
- 2015年 2月, 第17回日本・中米「対話と協力」フォーラム(於:グアテマラ)
東アジアとラテンアメリカ協力フォーラム(英語:FEALAC、西語:FOCALAE)
- これまで関係が希薄であった東アジアをラテンアメリカの関係を強化するとの目的で, 1998年9月, ゴー・チョク・トン・シンガポール首相がフレイ・チリ大統領(当時)にフォーラム設立を呼びかけた。
- 現在は, アジアが15ヶ国(日, 韓, 中, ASEAN10ヶ国, 豪, NZ),ラ米が17ヶ国(アルゼンチン, ウルグアイ, エクアドル, エルサルバドル, キューバ, グアテマラ, コスタリカ, コロンビア, チリ, ニカラグア, パナマ, パラグアイ, ブラジル, ベネズエラ, ペルー, ボリビア, メキシコ)加盟するフォーラムに発展している。
- 構成は, 外相会合, 高級実務者会合(SOM), ワーキンググループ(WG)からなる。
- 外相会合は, 第1回会合を2001年3月チリで, 2004年1月にフィリンピンで開催され, それぞれ「FEALAC枠組文書」, 「マニラ行動計画」が採択されている。
- SOM会合は, 年2回それぞれ, アジア, ラ米の調整国で開催される。
- WGは, 現在, 「社会・政治協力と持続可能な開発」WG,「貿易・投資・観光・中小企業」WG,「文化・青少年・ジェンダー・スポーツ」WG,「科学技術・イノベーション・教育」WGがあり,日本はコロンビアと共に「科学技術・イノベーション・教育」WGの共同議長国である。
- グアテマラは, 2004年の第2回大臣会合において,ニカラグアと共に加盟が実現した。(SICA加盟国でFEALAC未加盟な国はベリーズ)