【SFT・ホストタウン交流】北海道恵庭市寄贈スポーツ用品の引渡式の実施

令和5年3月3日
 3月3日、グアテマラ市ドロテオ・グアムーシュ・フローレス競技場にて、北海道恵庭市から寄贈されたスポーツ用品計198点(Tシャツ、シューズ、ウインドブレーカー、ハーフパンツ、ジャージ)の引渡式を実施しました。
 式典には山元駐グアテマラ大使をはじめ、ホルヘ・ガルシア陸上連盟代表、ホセ・バロンド選手(オリンピック出場競歩選手)、ユース陸上選手、その他関係者が参加しました。


参加者らと(写真:CDAG提供)

 恵庭市は、2020年12月にグアテマラのホストタウンとして登録され、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ではグアテマラ人競歩選手団の事前合宿地として受け入れを行いました。オリンピック開催後には、選手らとの交流会も実施され、その後もビデオメッセージの交換等の交流を続けています。
 
式典の様子(写真:CDAG提供)

 恵庭市では、オリンピック期間中に日本のテレビで放映されていたエリック•バロンド選手(2012年のロンドンオリンピック男子20km競歩でグアテマラ人として初めてオリンピックメダルを獲得)の「子供たちが武器の代わりにスポーツシューズを手にとってくれることを願う」という言葉に深く賛同し、貧困問題を抱えるグアテマラでも、子供たちが熱心にスポーツに取り組んでいるため、彼らを応援するという目的で、今回のスポーツ用品を送るというプロジェクトが生れました。恵庭市民の皆様から、当国で特に不足しているシューズやジャージ、ウインドブレーカー等のスポーツ用品を多数寄付していただきました。

 今回寄贈して下さった恵庭市の住民の方、恵庭市役所の皆様に感謝申し上げます。
 
寄贈物品(1部) 供与の様子(写真:CDAG提供)

 このスポーツ用品の供与が、より多くの子供たちが陸上競技を楽しむきっかけになることを期待しています。 
(了)