「アルタ・べラパス県パンソス市学校インフラ改善計画」署名の実施

令和3年4月26日

令和2年度対グアテマラ草の根人間の安全保障無償資金協力

 3月22日、山元大使は、当館において、令和2年度草の根人間の安全保障無償資金協力「アルタ・べラパス県パンソス市学校インフラ改善計画」の署名を実施しました。

チャイルドファンド・インターナショナル USA、
ロドリゴ・ブストス代表と

 日本政府は、チャイルドファンド・インターナショナル USAに対し39,727米ドルを供与し、アルタ・べラパス県パンソス市ティエラ・セカ・シュクップ小集落小学校に2教室を建設するものです。同小学校では、教室数の不足から、竹材を用いた簡易的な教室1棟が建設されたものの、降雨時には竹壁の隙間から教室内に雨が入り込む等、授業の実施に支障が生じていました。また、教室不足の理由により、既存の1教室を複数学年が利用する複式学級での授業とならざるを得ない状況が続いていました。本案件を通じ、必要な教室数が確保されることでの問題解決を図るとともに、教育環境の改善を目指します。
 
   
  署名の様子(山元大使) 意見交換の様子(ロドリゴ・ブストス代表)  

 今回の支援を通じて、アルタ・べラパス県の子どもたちの教育環境改善を行い、対象地域ひいてはグアテマラの持続的な発展につながることを期待しています。