「アルタ・ベラパス県におけるジェンダー平等促進事業」署名式の実施
令和元年12月2日
日本NGO連携無償資金協力
11月20日,当館において,「アルタ・ベラパス県におけるジェンダー平等促進事業」の署名式を実施しました。この日本NGO連携無償資金協力案件は,日本のNGOであるプラン・インターナショナル・ジャパンに対し,アルタ・べラパス県ラ・ティンタ市およびチュクル市におけるジェンダー平等促進事業(第3年次)のため,404,427米ドルを供与するものです。
アルタ・ベラパス県おいては貧困の指標が高く,多くの人々が必要最低限の食糧や生活必需品を手に入れることさえ難しい状況に直面しています。また、小学校において女子の退学者も多く,その理由として女子は家庭の手伝いに専念し,勉強をする必要性はないとの考えや小学校の衛生設備が整備されていないことが挙げられます。このように初等教育を終えられない女子が多く,中学校に進学できる女子も少ない状況です。
このプロジェクトでは,この地域の男女平等を促進するため,11-15才の女子・男子,父兄,先生,地域代表など関係者に対してジェンダートレーニングとその啓発キャンペーンを実施するとともに,女子教育の権利を確保するために,地域内小学校に女子にやさしいトイレを整備します。
ラ・ティンタ市およびチュクル市の女子の意識・権利の改善により,他地域のジェンダー平等促進へとつながることを期待します。
古谷大使,プラン・インターナショナル・ジャパン皆木氏 |
古谷大使による挨拶 | アルタ・ベラパス県の子供たちによる一言 |
プロジェクト関係者と | 各プレスからのインタビュー |