新型コロナウイルス感染症対策のための医療機材供与
令和3年5月26日
5月11日、山元大使は、新型コロナウイルス感染症対策の支援の一部として、バレネチェ汎米保健機構(PAHO)グアテマラ代表と共にフローレス保健大臣に医療機材を引き渡しました。同式典はグアテマラ保健省内で行われ、コマ保健次官も出席されました。
新型コロナウイルス感染症対策を行う上でコロナ検査の実施およびウイルスの検知は極めて重要であり、今回、新型コロナウイルス検査に必要となるサーマル・サイクラーや攪拌機、冷蔵設備が供与されました。これらの機材はサン・マルコス県およびアルタ・ベラパス県コバン市の国立病院内研究ラボに配備されます。
今回の機材供与は、新型コロナウイルス感染症に対処するため日本政府から汎米保健機構(PAHO)を通じたグアテマラに対する24.3万米ドルの支援の一部として実施されました。同支援を通じ、コロナ検査実施やコロナ罹患者への処置・対応に関する医療従事者や病院関係者への研修の実施、医療従事者のための防護キットの供与などが既に実施されており、約250人の感染症専門家やグアテマラの22カ所の病院関係者約5,000人が支援対象となりました。


日本政府は引き続き、新型コロナウイルス感染症との闘いにおいて、グアテマラ政府や国際機関と協力の上、グアテマラの取り組みに協力していきます。

フローレス保健大臣に供与機材を引き渡す山元大使
新型コロナウイルス感染症対策を行う上でコロナ検査の実施およびウイルスの検知は極めて重要であり、今回、新型コロナウイルス検査に必要となるサーマル・サイクラーや攪拌機、冷蔵設備が供与されました。これらの機材はサン・マルコス県およびアルタ・ベラパス県コバン市の国立病院内研究ラボに配備されます。
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式典の様子 | 機材供与の一部 |
山元大使は、「新型コロナウイルス感染症が発生してから1年以上になるが、世界は引き続きコロナウイルスとの闘いを続けている。しかし国民からの忍耐と協力を得つつ、国際社会が協力し合うことで、この状況を遠からず克服できるものと信じている。引き続きグアテマラとも協力していきたい。」とあいさつしました。
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攪拌機 | 冷蔵設備 | サーマル・サイクラー |
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コロナ対策におけるグアテマラへの支援物資 |



日本政府は引き続き、新型コロナウイルス感染症との闘いにおいて、グアテマラ政府や国際機関と協力の上、グアテマラの取り組みに協力していきます。