保健大臣及び全国感染症研究所所長の記者会見について

 

27日午後、セレソ当国保健大臣及びセセーニャ全国感染症研究所所長は記者会見を開き、当国政府による豚インフルエンザ対策等の説明を行いました。概要は次の通りです。

1.セレソ保健大臣

(1)グアテマラ政府は、インフルエンザのパンデミック対策国家委員会(CONAI)及び保健省を通じ、4月22日から調査を開始すると共に、4月23日からは黄色の警戒レベルを宣言し、必要な予防措置をとると共に、国境地域、港湾及び空港において、豚インフルエンザの発症を警戒する衛生上のコントロールを強化 した。また、病院や保健所においても(豚インフルエンザの)疑いのあるケースを発見すべく風邪の症状について注意を払うようコントロールを強化している 。

(2)CONAI及び保健省担当者は近隣諸国における豚インフルエンザの状況を検討し、必要な措置をとるための会合を行ってきている。メキシコ政府の保健当局とも恒常的に連絡をとり、同様のケースが発生した場合に最良の対応をとれるよう努めている。
過去に鳥インフルエンザについて世界的な警戒態勢に入った際、当国はインフルエンザのパンデミック対策国家計画を開始したが、万が一、当国において豚インフルエンザの兆しがあらわれた場合に対応するための準備は出来ている。国内で豚インフルエンザが確認された場合には、直ちに、該当患者を隔離し適切な場所において特別の治療が行われることとなる。

(3)現在までにグアテマラにおいてはメキシコや米国で発見されたような症状に関連するケース(豚インフルエンザ)は報告されておらず、国民は平静を失わずに冷静に必要な手段をとってほしい。

2.セセーニャ全国感染症研究所所長

過去8日間の間にメキシコから入国した人で、38度以上の発熱、鼻水などの症状がある場合には、医療機関に赴き検査を受けて欲しい。