Cooperacion

草の根・人間安全保障無償資金協力

「サンタ・ロサ県プエブロ・ヌエボ・ビニャス市ポトレリジョス集落小学校再建計画」引渡式の実施

 

1211日、サンタロサ県プエブロ・ヌエボ・ビニャス市ポトレリジョス集落にて、平成24年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「サンタ・ロサ県プエブロ・ヌエボ・ビニャス市ポトレリジョス集落小学校再建計画」(援助総額8,269.938円(102.098米ドル))の引渡式が実施されました。

 

 

(引渡式の様子) 

 

引渡式当日は、このプロジェクトの実施団体であるカスティージョ・コルドバ財団のロランド・ノバレス会長や地元水力発電所会社ポサベルデのマリオ・カスティージョ代表、ロムアルド・プエブロ・ヌエボ・ビニャス市長、マサリエゴス・サンタロサ県グアテマラ教育省事務所代表、エドウィン・ポトレリジョス集落小学校校長の他、冬休み期間であったにもかかわらず、同小学校の児童・保護者及び地元住民のの皆様など、多くの方々のご出席を頂きました。

 

 

(引渡式に集まった小学校児童、保護者、地元住民の方々の様子)

 

プエブロ・ヌエボ・ビニャス市ポトレリジョス集落小学校(児童数179人)は、慢性的な教室不足状態にあり、一教室に複数の学年が一緒に授業を受けていた他、トイレや調理室の衛生状態も劣悪な状態でした。本件援助を通じて3教室を増設、調理室及びトイレの改修をすることによってこれらの問題を解決し、同校の教育設備・環境の向上を図ることを目的としています。

 

実施団体のロランド会長からは、「案件実施を通し、学校は全く新しい施設として生まれ変わった。生徒にも教師にも良い影響を与えると期待する」と発言があり、また、本件小学校のエドウィン校長からは「子どもの将来を考えるとき、人生に重要なのは生きるための知恵を得ることである。この新しい教育環境の下で、子どもたちの未来と国の発展につなげていきたい、日本の支援に深く感謝している」との挨拶がなされました。

 

     (学校外観)                                           (新設したトイレ)

(新設した調理場)                          (教室内の様子)